Scania Japan

ニーズに合わせて展開される、さまざまなスカニアトラックをご紹介!第4回 〜リジッドトラック 特装車両編〜

スカニアが展開する、ニーズに応じたさまざまなアプリケーション

北欧スウェーデン生まれの『SCANIA(スカニア)』。主力製品のトラックは、日本市場においてもさまざまなシーン・用途に合わせた展開を積極的に行なっています。そこでGRIFF IN MAGAZINEでは、スカニアトラックのそれぞれのニーズに対応する車両分類「アプリケーション」を4回にわけて掲載。第1回は「リジッドトラック」の「完成ウィング車編」を、第2回は「一般貨物輸送・燃料輸送・コンテナ輸送などに活躍するトラクター編」を。前回の第3回では、スカニアの代名詞でもある「重量物輸送用トラクター編」をお送りしました。そして最終回となる今回は、「リジッドトラック」編の第2弾として、近年採用例が増えている「特装車両編」をお届けします。

省燃費・高出力エンジンを搭載した、スカニアのリジッドトラックをベースとする特装車両

スカニア完成ウィング車のベースモデル「Pシリーズ」は、上位のG、R、Sシリーズと同等の豊富な装備と、安全性・快適性を備えるスタンダードモデルだ。(Photo_濱上 英翔)

2018年9月。スカニアジャパンは、運転台と荷台がひとつのシャーシに載った「リジッドトラック(単車)」を発売しました。それまでもスカニアは重量物輸送に最適なトラクターで定評がありましたが、日本の大型トラックで一般的な全長12mの「完成ウィング車」の開発を行ったことが大きな話題に。スカニアジャパンが日本市場に本気で取り組んでいるという、情熱や熱意・メッセージが強く感じられました。なおそれより前に展開されていた従来モデル、PGRシリーズでもリジッドトラック・完成ウィング車の販売を行っていましたが、新モデルの導入に合わせ、より本格的な販売をスタートしたことになります。スカニアの完成ウィング車は日本各地で導入が進んでいます。その実績については、当記事の第1回「リジッドトラック・完成ウィング車編」でもお送りしています。

ニーズに合わせて展開される、さまざまなスカニアトラックをご紹介!第1回 〜リジッドトラック 完成ウィング車編〜

ウィングボディは日本での使い勝手を追求した「日本専用設計」で、メーカーは日本トレクス製である。(Photo_Masato Yokoyama)

スカニア新モデルのリジッドトラックはトラクターと同様に、省燃費・高出力・高い環境性能を誇る優れたディーゼルエンジンと、常に最適なギア段を選択してスカニアのパワーを余すことなく駆動軸に伝達する、12段AMT「オプティクルーズ」を搭載。視界が良く静かで快適なキャビン・豊富な安全装備・素晴らしい乗り心地など、ドライバーを主眼に置いた設計により、長距離運転時の疲労が少ないという高評価を得ています。

そのスカニアリジッドトラックのシャーシを用いた、クレーン車・ダンプ車・消防車・ごみ収集車・コンクリートポンプ車などの特装車両が世界中で活躍しており、日本でもさまざまなスカニアの特装車両が導入されています。この中には、「スカニアだからこそ実現した車両」も多く含まれます。今回の記事では、この点にもフォーカスしてみたいと思います。

長距離運用時も疲れにくいスカニアの活魚運搬車〜株式会社 山立水産運輸様〜

とびやかもめが飛び交う三崎港に佇む、スカニアリジッドトラックベースの活魚運搬車。ベースとなった「R410」は、最高出力410ps(302kW)/1900rpm/min、最大トルク2150Nm/1000〜1300rpm/minを発生する直列6気筒12.7ℓの「DC13」型エンジンを搭載。シャンパンゴールドのキャブカラーが、シンプルかつモダンなスカニアのデザインによく似合う。(Photo_Masato Yokoyama)

日本の食卓には欠かせない魚介類。その流通には、「鮮魚」「冷凍魚」と、魚を活きたまま運ぶ、「活魚(かつぎょ)」という方法があり、後者では活魚車(活魚運搬車)が使用されています。日本有数の漁港・三崎港を構える神奈川県三浦市に本社を置く、株式会社山立水産運輸も、活魚車による活魚輸送を行っており、2020年には、日本初となるスカニアリジッドトラックベースの活魚運搬車を導入しました。

活魚を運ぶ水槽部分は日本製で、北欧モダンデザインと日本の食文化を象徴する活魚輸送との「新たな出会い」とは思えないほどに、違和感なくまとまっています。なお同社では、すでに活魚運搬セミトレーラーの牽引に使用するスカニアトラクターを、2019年9月から運用しています。

日本初!スカニアの活魚運搬車は日本全国、そして海を渡り海外でも走る 〜株式会社 山立水産運輸様〜

シャーシの上に構築されている箱は、魚を生きたまま運ぶための水槽。最大積載量は海水込みで10.1tである。水槽は、「株式会社キョーワ(佐賀県伊万里市)」が製作。活魚運搬車とひとことで言っても、業者ごとに使い方や輸送する対象が異なるため、事実上フルオーダーで製作される。そのため、長年にわたって山立水産運輸が活魚運搬車を運用して蓄えたアイデアや経験によって改良された、様々な新機軸も盛り込まれている。(Photo_Masato Yokoyama)

山立水産運輸では、カンパチ・シマアジなどの養殖が盛んな四国・九州地方から三崎港への活魚輸送を行なっているほか、西日本からそのまま北上して北海道に入って各地でカニや養殖ホタテを積んだあと、函館や苫小牧からフェリーで舞鶴・大阪・北九州へと移動し、さらに九州から海を渡って韓国や中国まで走っていくこともあります。このように同社の活魚運搬車は、日本全国から海外まで幅広く運用されているため、一度の運行で走行する距離もかなりの長さに。出発すると5日から1週間ほど帰らず、多いときは4,000キロも走るそうです。

そこで重要になってくるのは、長距離を運転した際の疲れにくさと、このようなタフな使い方に耐えるトラックの耐久性です。地続きの欧州大陸を一度に数千キロ走り切るスカニアは、高性能なエンジン・快適なキャビンを持つほか、シャーシやサスペンションの強靭さにも定評があります。そうした特長を踏まえてスカニアの導入が決まりました。同社代表取締役 立川 明彦氏は、「長丁場では、トラックの性能がよくわかります。快適でハンドリングも良いスカニアの性能は、長距離で活きると思います」と話されていました。また、スカニアは世界規模のネットワークを持つグローバルメーカーなので、スカニアが普及している韓国でもメンテナンスを受けられる点もメリットであるとお話しされていたのも印象的でした。

活魚輸送では、魚の種類に合わせて適温が決められており、たとえばカンパチなら17℃だという。そのため、様々な水温設定を持つ魚介類を同時に輸送できるよう、水槽は5つに分割されている。水槽内の水温は、ダッシュボード脇に設けられた温度設定器で、小刻みな設定と常時モニターが可能だ。(Photo_Masato Yokoyama)

持続可能な輸送へのシフトをアシストする、スカニアの冷蔵冷凍車〜HAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社様〜

HAVIジャパンが新たに導入した、2台のスカニア「P360 6×2リジッドトラック」の「冷蔵冷凍車」。スカニアPシリーズの冷蔵冷凍車は、日本では初登場である。540mm幅のベッドを備えたデイキャブ「P17N」と「P360 B6×2LB」シャシーを組み合わせ、最高出力360ps(269kW)/1900rpmと、最大トルク1700Nm/1050〜1350rpmが発生する直列5気筒9.29ℓの「DC09」型エンジンを搭載する。(Photo_Masato Yokoyama)

日本最大規模の外食チェーンのサプライチェーンマネジメントを一手に引き受ける、HAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社(以下、HAVIジャパン)は、スカニアのリジッドトラックをベースにした大型冷蔵冷凍車を、2021年春に導入しました。

原材料・部品の入手から、製造、在庫管理、輸送の物流全般を自社で賄う大手企業は、その規模に比例してサプライチェーンマネジメントの効率化・最適化によるインパクトが大きくなります。例えば、効率化・最適化を進めてトラックの運行時間を少しでも減らすことが出来れば、企業全体のエネルギー使用量やCO2排出量を大幅に節約・削減することにつながります

一方、世界の物流界では、地球規模での環境対策に応じた「持続可能な(=サステナブル)輸送」へのシフトが進んでいます。地球環境を守るサステナブルな輸送を目指すためにも、サプライチェーンマネジメントの改革は重要といえるのです。

サステナブルな輸送のシフトに向けた最適なパートナー〜HAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社〜

HAVIジャパン向けに導入されたモデルでは、拠点間以外にも店舗配送ができるように、リアに極東開発工業製パワーゲートを備える。架装は、完成ウイング車も手がける日本トレクス社が引き続き設計・製造を担当している。(Photo_Masato Yokoyama)

これまでも配送や運行時間の削減・効率化・最適化を常に図りながら、サプライチェーンの改善を常に進めてきたHAVIジャパンでは、さらなる最適化を目指し、ドライバー不足を解消する鉄道輸送へのシフトやトラックの走行距離大幅削減など、「持続可能なサプライチェーン」の実現に向けた中長期的施策や改革を行なっており、注目を集めてきました。ドイツに本社を置くHAVIグループ全体も、持続可能なサプライチェーン構築を目指すグローバル企業であり、スカニアと共同で代替燃料車の投入・FMSなどのテレマティクスサービスによるデジタル化を推進しており、スカニアとは長きに渡るパートナーシップを構築しています。

「資源の浪費を抑え、地球環境を守りつつ、人間が発展しながらも共存していく」というサステナブル=持続可能の概念は、スウェーデンでは日常生活に根付いており、スカニアでもC02削減に向けた実用的な技術開発を積極的に推進しています。そして、持続可能な輸送へのシフトをリードするスカニアジャパンは、その考え方や言葉が日本であまり普及していなかった頃から、持続可能性の概念を提唱してきました。また、省燃費により燃料コストの削減を実現し、優れた環境性能を誇るスカニアのトラックは、サプライチェーンの改善・持続可能なサプライチェーンの実現に最適なソリューションの一つと言えます。それが、HAVIジャパンがスカニアのトラックを選んだ大きな理由となりました。

こちらはスウェーデンで目撃した、HAVIカラーをまとうスカニアの冷蔵冷凍車。日本で走るHAVIの冷蔵冷凍車と同じ配色・デザインにも注目。従来型のPシリーズ「P250」に、リア1軸のシャーシを組み合わせていた。2019年2月、ストックホルムにて。(Photo_Izuru_Endo)

こうして誕生したスカニアの冷蔵冷凍車では、さらなる高い環境性能を実現するため、温度管理に必要な冷凍機や車体でも環境負荷が少なくなる設計・開発を採用しています。注目は「PANECT」と呼ばれる次世代断熱パネルで、従来のスチレン接着パネルに比べ15%も断熱性能が向上。製造過程においては接着剤も不要としました。この他、一般的な発泡剤HFC(代替フロン)に比べ温暖化係数が1,000分の1以下という新世代の発泡剤「HFO」 を使用するなど、環境負荷低減・CO2削減に貢献しています。スカニアの冷蔵冷凍車は、持続可能な輸送を目指すサステナブル先進企業において、その強い意志を示す看板車両になることは間違いありません。

林業用トラックに最適な、スカニアの高出力エンジンとタフなシャーシ〜株式会社アメリカ屋様〜

福島県郡山市で、林業に特化した事業を展開する株式会社アメリカ屋が運用するスカニア。クレーンはスカニアと同じ北欧のHIAB(ヒアブ)、架装はフィンランドのALUCAR(アルカー)という完全な欧州スタイルのため、日本ではこれまで、ほとんど見ることができなかった仕様である。(Photo_YosukeKAMIYAMA)

福島県郡山市の株式会社アメリカ屋は、パルプ材の生産・製紙用チップ原木や用材の伐採販売・木質系産業廃棄物の中間処理・オガ粉の製造などの、木材業に関わる業務を行う企業です。同社では以前より、日本の林業でも長年の実績と定評があるスウェーデンのブランド「HIAB(ヒアブ)」のクレーンを設置した、木材運搬用トラックを多数運用してきました。そして2017年11月、このノウハウを投入した、林業用に特化されたスカニア「G410」トラックを導入しました。

このスカニアは、従来型のリジッドトラックをベースに、HIABのクレーンと、フィンランドのボディワーカー「ALUCAR(アルカー)」による荷台を架装。外観が完全な純欧州・北欧仕様となっていることから、GRIFF IN MAGAZINEでも大いに注目を集めた一台です。

スカニアのパワフル&タフな性能は、林業用トラックに最適 〜株式会社アメリカ屋様〜

日本ではクレーンがキャブと荷台の間に置かれていることが多いが、このトラックではご覧のように後端に設置される。搭載されているクレーンは、HIAB製品で林業用に位置付けられる「LOGLIFT(ログリフト)」シリーズの「118S」。グラップルと呼ばれる爪を用いて、数本を一気に掴み上げるため、木材に玉掛け作業(クレーンのフックに荷を掛け外しする作業)をせずに済む。(Photo_YosukeKAMIYAMA)

株式会社アメリカ屋 代表取締役 鈴木 金一氏は、スカニアを採用した理由として、「スカニアが林業に向いていること」をあげられました。

「現在の国内メーカーのトラックのシャーシは、材木を積んで坂を上り下りするという林業の使い方にはちょっと厳しい。欧州、北欧のトラックはシャーシからスプリング、エアブレーキも違う。耐久性が高く、足回りもシャーシも丈夫だね。実際、スカニアで材木を積んで林道を走ってもその強さが光った。日本で林業向けトラックの性能を満たすのは今、スカニアしかない。スカニアの性能が発揮出来る業種は、林業のように相当な坂を上り下りする過酷な環境だと思う」

このように、「林業用トラック」というアプリケーションにおいても、ヘビーデューティな使い方に耐える設計を持つ「スカニアならではの性能」が活きていると言えます。

積まれた木材の山にブームを伸ばし、グラップルが木材を掴んでいるシーン。奥に見える赤い部品は、クレーンを操作するためのカメラだ。カメラのレンズが撮る映像は、オペレーターが着ける3Dゴーグルに映し出されるので、オペレーターはその映像を見ながら助手席に設置されたジョイスティックでクレーンを遠隔操作する。そのため、クレーン後部に備わっていたオペレーター用の座席が不要となった。(Photo_YosukeKAMIYAMA)

さらに本場欧州では、HIABとスカニアの組み合わせはごく当たり前ということもあり、そもそものマッチングが優れていることも、スカニア導入で得られる大きなメリットです。また、欧州の可変式ポンプが使用できるスカニアの直結型PTO(エンジン出力を油圧ポンプなどの作業用機械に取り出す機構)や、低回転から高トルクを発生させるスカニアのエンジン性能がもたらす安定した油圧供給も、HIABが本来持っている能力を最大限に引き出すことに一役買っています。これを実現したのは、まさに「純欧州製の組み合わせ」によるものです。

海外製橋梁点検車の架装に最適なスカニア〜河西運輸株式会社様〜

国内ではまず見られない、5軸シャーシ上のPGRシリーズのスカニアにMOOG(モグ)製のMBL-1750を組み合わせた橋梁点検車。キャブはPシリーズ、エンジンは450psを発生する直6エンジン「DC13型」を載せる。(Photo_安井 宏充)

和歌山県和歌山市に本社を置く河西運輸株式会社は、新聞輸送部門・鉄鋼製品輸送部門・油脂輸送部門・重量物の輸送から据え付けまでを行う重量機工本部の4事業を展開しています。中でも重量機工本部は、社員約350名のうち約80名が在籍する部署で、発電所建設工事やメンテナンス、橋梁の架設工事も行うほか、風力発電所に関しては、ブレードや発電機などの保管・輸送・クレーンによる建設まで一貫して担当できる体制を持ちます。スカニアの重量物輸送用トラクターも多数保有しており、その中には、スカニアジャパン扱いのスカニアとして日本に上陸した第一号車となる「G470 6×6」トラクターもあります。

スカニアが持つ性能は素晴らしい“付加価値” 〜河西運輸株式会社様〜

ところで近年、道路の橋梁老朽化が問題になっています。そのため橋梁点検の需要が高まっており、同社でも、重量機工本部が橋梁点検の業務を行なっています。これに用いられるのが橋梁点検車です。橋上に置いた車両からバケットを橋梁の下に伸ばして点検を行うことで、点検工程の短縮や効率化が図れるため、各自治体・調査会社・事業者で導入が進んでいます。橋梁点検車では、ドイツのMOOG(モグ)社など海外製装置の国内採用も多いため、河西運輸でもMOOG+スカニアの橋梁点検車を複数種類保有しています。

橋梁の上にトラックを停め、そこからブームを伸ばしてバケットを展開、チェックしたい箇所にバケットを移動させることで、橋梁の点検を容易にしている。MBL−1750は橋梁の下への差し込み長さ約17m、下に伸ばした際の最大深さ約21m、上に伸ばしても21mのリーチがあり、国内の橋梁点検車としては最大級。さまざまな橋梁の点検に広範囲に対応する。(Photo_安井 宏充)

アウトリガーの張り出しが不要で、国内最大級のブームの差し込み・伸展量を持つなど優れた機能を持つがゆえに、重たくなりがちな海外製の橋梁点検車では、日本でもスカニアシャーシの採用が多く見られます。これは、重い機械を載せても、スカニアはエンジンにパワーがあるため、現場までの走行が苦にならないこと・強力なリターダーの充分な制動力によりブレーキの摩耗を抑えられること・シャーシが頑丈なこと・重量がある機械に耐える4軸や5軸などの特殊なシャーシにも柔軟に対応できること、などの理由があげられます。スカニアだからこそ実現できた車両と言えます。

海外の機械を架装する場合、国産トラックのシャーシでは大掛かりな設計が必要になりますが、MOOGは元来ドイツのメーカーなので、欧州でのMOOG+スカニアの組み合わせ実績も豊富にあります。MOOG+スカニアという純欧州製の組み合わせなら、先ほど紹介した「HIABクレーン+スカニアシャーシ」のように、元々の相性が良いことは言うまでもありません。

MOOG製橋梁点検車は、アウトリガーを使用しないため路上での占用面積が少ないこと、現場に到着後10分ほどで橋梁点検が開始できることなど、多くの利点を有する。5軸あるが形式的には「8×4」。(Photo_安井 宏充)

GRIFF IN MAGAZINでは、特装車両の詳細記事を多数掲載!

スカニアのコンクリートポンプ車の高い性能を実感 〜セイトー(株式会社整備工場東海)様〜

(Photo_真弓 悟史)

今後も、新たなスカニアのアプリケーションに期待

全国各地には、この他にもさまざまな用途に向けて特化した特装車両や、一般貨物輸送に従事するリジッドトラック、インフラの建築などで威力を発揮する重量物輸送用トラクターなど、私たちの生活を支えるスカニアが多数活躍しています。今後も、新たな用途に向けたスカニアが登場するに違いありません。GRIFF IN MAGAZINでは引き続き、日本で頑張るスカニアの姿をお届けしていきます。どうぞご期待ください。

Text:遠藤イヅル
Photos:YosukeKAMIYAMA、真弓 悟史、安井 宏充、Masato Yokoyama(五十音順)

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