Event

【フォトレポート】スカニアジャパン 有明フェリーターミナルで試乗会を実施

2016年3月26日(土)、有明フェリーターミナルにてスカニア製トラックのラインナップ中でも高い人気を誇るRシリーズキャブの410馬力仕様、『R410』の展示・試乗会が開催された。

R410はエンジンをダウンサイジングしつつも、国産エンジン460馬力レベルのトルクを悠々とカヴァー。ドライバーによっては燃費も良くなり、低価格化を実現できる優れた仕様となる。海外でも故障が少ないと定評の高いパワフルでエコノミーな本モデルは、日本のトラック市場でよりニーズが高まる予感。キャブの外装はベースカラーである柔らかなホワイトに加え、クリムゾンのように上品な発色が印象的なレッド。営業担当の松井氏は「日本メーカーではメッキパーツやクロムメッキが主流。今回のR410はシャーシの部分が赤くペイントされていたので、そこを活かしてみました。個性を出せるのが、スカニアの美点。メッキでなくても飾れるという想いが込められたカラーリングです」と語る。

_MG_2223

そして今回の試乗会には、スカニア・トラックを3台所有する有限会社香取運輸が協賛。実際に、香取運輸のスカニア3台がドライバーと共に試乗会場に集結し、R410と初顔合わせ。4台が並んだその様は迫力に溢れ、それぞれのアイデンティティを醸し出していた。

_MG_2080

_MG_2085

この日、スカニアジャパンCEOヨハン・ルンデンと香取運輸の代表を務める大堀氏の対談も行われた。「スカニアの居住性の高さはやはり凄い。キャブの中で過ごす時間が長いドライバーが多いのでRシリーズのスカニアを選んでいます。(標準サイズより車幅が大きいので)現場で扱い難いと感じるかという懸念はあったが、うちではスキルの高いドライバーが乗っているのでそこは問題ないという意見がほとんどです」と話す大堀代表。製品の魅力や、これからの市場についての課題など意見交換するお二人。

_MG_2153

撮影中には「どんな音楽を聞くの?カーディガンズ!?グレイト、それはスウェーデンのバンドですね」とヨハンCEOが大堀代表と趣味の話題でも盛り上がり、FIKA TIMEなども交え終始和やかなムードの対談となった。

_MG_2294

最後に実際に香取運輸のスカニア・トラックを運転しているドライバーの皆さんに動力性能や乗り心地についてコメントいただいた。

スカニアを運転して2年目。R490に乗る、ドライバー萩谷さん。

「パワー(馬力)だけじゃないんだよね。トルクがあるから坂道でもグイグイいく。国産だとハンドルがガタガタとするところが、スカニアには安定性がある。狭い道ではちょっとハンドルが重いかなと思うこともあるけど、乗っていてぜんぜんバテないんです。轍(わだち)でもフラフラせずに運転できるのがすごいですね」

スカニアを運転して半年。R450に乗る、ドライバー海老沢さん。

「まだ1年も経っていないけれど、かなり安定性があるね。乗用車と同じ感覚で運転できるっていうのがすごいですよね。自分は乗り始めて1ヶ月で10,000キロを走破したけど、過酷だなあって思うような雪道もそのまま行けるのに驚いた。一度乗っちゃうと、スカニアが良いですね」

スカニアを運転して1年。R580に乗る、ドライバー大谷さん。

「走りがとにかくスムーズ、坂道もグングン走るし本当に乗りやすい。あとは居住性だね!1日8〜9時間スカニアの運転席で過ごしていてるけど疲れが違う。たまにATで運転していてブレーキをかけるときの切り替りというか、そこの感覚が難しいと思うことはあるけれど、やはり運転しているときの安定性がすごくあります」

_MG_2269

スカニアを運転するドライバーの皆さんからは「安定性」と「居住性」に対しての満足度が非常に高いことが分かった。運転技術だけでなく、ドライバーとしてのポリシーとトラックへの愛情を強く持った方々のこうしたインプレッションから、欧州で磨き抜かれたスカニア製品のポテンシャルがうかがえる。

本試乗会のフォトギャラリーは下記にてご覧ください。

_MG_2071
_MG_2093
_MG_2100
_MG_2126
_MG_2180
_MG_2199
_MG_2213
_MG_2239
_MG_2252
_MG_2391
MG_2409

Photos:横山マサト

SHARE ON SOCIAL MEDIA

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

SCANIA JAPANの最新情報をお届けします。

スカニアの強力なパワーと快適さは、巨大なクレーンの部材を運ぶための最適な選択〜株式会社大矢運送様〜

スカニアの強力なパワーと快適さは、巨大なクレーンの部材を運ぶための最適な選択〜株式会社大矢運送様〜

2023年3月現在で移動式クレーンを147台有し、全国各地の建設・解体現場で活躍している、株式会社大矢運送を取材。10台以上の輸送用トレーラーセット・大型トラックを有している同社に、スカニア導入の経緯を伺った。

CUSTOMER
スカニアジャパン、国内第3の直営拠点「北九州ディーラー」の落成式&祝賀披露パーティーを盛大に開催!

スカニアジャパン、国内第3の直営拠点「北九州ディーラー」の落成式&祝賀披露パーティーを盛大に開催!

スカニアジャパンは、新たに2022年12月12日3店舗目となる直営店「北九州ディーラー」を開設、さらに2023年2月、オープニングイベントの一環として、スカニアのカスタマーや関係者を招き、北九州ディーラーの落成式および祝賀披露パーティーを開催しました。そこで今回は、その華やかな様子をレポートします。

Dealer
一生に一度は見たい!スウェーデンで楽しむオーロラ鑑賞

一生に一度は見たい!スウェーデンで楽しむオーロラ鑑賞

オーロラ鑑賞に適しているのが、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧三か国。どの国にも、オーロラが頻繁に表れる「オーロラベルト」の中に含まれている地域があり、オーロラ鑑賞に適している場所がいくつもあります。今回は、そんなスウェーデンのオーロラ特集をお届けします。

Culture
自動車輸送のエキスパートも認める、車載トレーラー用スカニアの実力 〜株式会社ヤマサ様〜

自動車輸送のエキスパートも認める、車載トレーラー用スカニアの実力 〜株式会社ヤマサ様〜

広島県広島市に本社を置く株式会社ヤマサは、スカニア(SCANIA)を10台保有。内1台はイタリアのロルフォ製車載トレーラー「BLIZZARD J1」を牽引しており、車両を活用した輸送を展開しています。スカニアを導入した経緯、ドライバーの皆さんにお話を伺いました。

CUSTOMER
【新年のご挨拶】スカニアジャパン新CEO ペール・ランディアン氏に聞く、2022年の振り返りと、来たる2023年への展望

【新年のご挨拶】スカニアジャパン代表取締役社長 ペール・ランディアン氏に聞く、2022年の振り返りと、来たる2023年への展望

今年最初のGRIFF IN MAGAZINEは、毎年恒例となったスカニアジャパン代表取締役社長へのインタビュー。2022年4月に就任したペール・ランディアン氏に、さまざまな出来事があった2022年の振り返りと、期待に溢れる2023年についてお話を伺いました。

Scania Japan

サステナビリティにも配慮したスウェーデンのクリスマスの風物詩、イェヴレの藁のヤギ

スウェーデンのイェヴレ(Gävle)では、クリスマスの時期になると登場する「イェヴレの藁のヤギ」が世界中から注目されます。今回はちょっと不思議なスウェーデンのクリスマスの風物詩をご紹介。

Culture