Event

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

スカニアジャパン、東京モーターショーに初出展

東京で2年に一度開催される東京モーターショーは、世界有数の自動車ショーのひとつで、今年の開催で実に45回を数えます。日本のみならず世界からも注目を集めることでも知られるこの大きな檜舞台である東京モーターショーに、『SCANIA(スカニア)』の日本法人・スカニアジャパンは今回初出展を行いました。しかも、大きなサプライズも用意してくれていたのです。それは、スカニアの新モデル展示でした。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

日本はスカニアにとってたいへん大事な市場

ブースの場所は東京ビッグサイト・東展示棟の東1ホールの入り口側で、ホール間の廊下からスカニアトラックがはっきりと見えるという絶好のポジションです。広くて落ち着いた色調のスカニアの展示ブースには、スカニアトラクターのPシリーズのほかに、キャブに紺色のヴェールがかけられた2台のスカニアが並びます。まさかこの2台が新モデル!? 期待が膨らみます。

プレスカンファレンスは7月に新しくスカニアジャパンCEOに就任したミケル・リンネル氏の挨拶でスタートしました。ミケル氏は、まずスカニアが世界100カ国以上で販売され、従業員数約44000人を数えるグローバル企業であることを紹介。各地域、各市場の文化に合わせた商品展開を行っていること、スカニアが各国に提供するソリューションは画一ではないことを説明しました。そして新モデルが登場するためにとても多くのスタッフの尽力があったこと、スカニアにとって日本市場が大切であることを教えてくれました。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

続いて登壇したプリセールス部 部長中井 誠氏は、日本での新モデルの発売は欧州市場に続く世界2番目でありたいへん栄誉があることであると語り、今まで以上に快適なキャビン、軽やかで安全性の高いハンドリング、さらにスムーズに素早くなった12段AMTオプティクルーズ、従来以上の低燃費、先進通信技術の搭載などの新モデルの良さをアピールしました。そして新モデルの発表にあたり、より一層のトータルオペレーションエコノミーを追求したトラックの提供、お客様とともに継続的、永続的な成長をともに果たしていく良きパートナーとしてさらなる市場拡大を目指すことを中井氏が宣言したのち、ミケル氏により新モデル公開の掛け声がかかりました。ついにスカニアの新モデル日本初公開の瞬間がやってきたのです。会場に詰めかけた人々、そして我ら取材陣は2台を覆うヴェールに注目しました。

スカニアらしさを残しつつ、全く新しいデザイン

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

ヴェールの下から登場したスカニアの新モデルは、美しいラベンダーカラーに彩られていました。スカニアを知る人ならば誰が見てもスカニアだとわかるデザインを持ちつつ、従来のモデルよりもエッジが立ち精悍な印象です。続いて壇上に上がったスカニア・グローバル・インダストリアル統括部門長のクリストファー・ハンセン氏は、まさしく新モデルのデザインを「特徴的でユニークなデザインを生かしつつ、現代的なクルマにすること、スカニアらしさを失わずに新しくするという仕事は大変でした」と話しました。ボディサイドのキャラクターライン、切り立ったフロントウインドウ、大きなグリルはスカニアそのものでも、たしかに新しい時代を切り開くにふさわしい斬新なスタイルを持っています。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

2台並んだ新モデルのうち、向かって左のトラックはGシリーズのノーマルキャブを持つ「G360」、右は上位レインジであるRシリーズの「R500」で、G360に比べるとキャブが高いことがわかります。車は従来のモデル同様の付番方法を採用。ラベンダーカラーは新モデルのイメージカラーです。全モデルとも着座位置が従来よりも前方に移動したことで、さらに視界が良くなっています。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

新モデルの詳細に興味津々!

来年発売予定というスカニアの新モデルは、一部のパーツ以外シャーシから含めて全て新しく開発されたとのことです。しかもその一部パーツとは、トラクターのリアフェンダーくらい、というのですから、その刷新ぶりがわかりますね。

従来から定評のあった静粛性はさらに向上し、シフトフィールもさらにスムーズに、燃費も良くなっているいう新モデル。どんな乗り味なのだろう?どんなところがどのように改良されたのか?どんなグレードがあるのかな?などなど、気になる詳細は追ってこのGRIFF IN MAGAZINEでご紹介していきたいと思います。続報をお楽しみに!

Text:遠藤 イヅル
Photos:安井 宏充

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

トラクターの後ろ姿の迫力は、新モデルでも変わらない。なお、新モデルでは従来天井上に装着していたキャブクーラーをキャブ下にあらかじめビルトインしている。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

新モデルではトラクターと単車(キャブの後ろにすぐ荷台があるトラック)が同時にラインナップされるとのこと。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

内装の質感は新モデルでもさらに高いものに。落ち着いたデザインも好ましい。

スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール!

これまでP、G、Rが存在した仕様の上に、新モデルではさらに「S」シリーズが加わっている。Rシリーズでも豪華だったさらに上を行くプレミアムなモデルとなるようだ。ポイントは運転席床がフルフラットになっていること。キャブが高くないと実現できない。モックアップのため着座時の高さは実感できないものの、すでに充分に高いRシリーズよりもさらに高いと聞けば、その目線の位置が想像できる。

< スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール! />

ブースには新モデルに搭載されるエンジンのひとつ、DC13型 12.7ℓ直6 産業用エンジンが展示されていた。

< スカニアの新モデル、東京モーターショーでアンヴェール! />

プレスカンファレンス終了後は、スウェーデンを代表する文化のひとつ、FIKA(フィーカ)が振る舞われた。スカニアらしい心配りが嬉しい。

SHARE ON SOCIAL MEDIA

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

SCANIA JAPANの最新情報をお届けします。

NEW

110年の歴史を誇るスカニア製バスの歴史を振り返るVOL.01〜1911年から1960年代まで〜

『SCANIA(スカニア)』は、トラックだけでなくバスの分野でも世界有数のメーカーで、これまでに納入したバスの台数は、長距離バスだけでも17万台以上にのぼります。最近では、日本各地でもスカニア製エンジンを積んだ連節バス・路線バス・二階建てバスが活躍を始めており、その姿を目にする機会が増えています。そこで今回から2回にわたり、1911年に登場して以来、2021年で110年の歴史を誇るスカニア製バスのヒストリーを、貴重な写真とともにお送りします。

Scania’s History

「居心地がよい会社」を目指す企業が選んだ、スカニアというチョイス〜有限会社吉田商事様〜

GRIFF IN MAGAZINEでは、これまで数多くの『SCANIA(スカニア)』採用企業にインタビューを行ってきた。その際に聞くことができたのは、スカニア製品がもたらす様々なメリットである。中でも、改めて注目したいのは「スカニアの導入は、ドライバーを大切に思う証になる」という点だ。愛知県豊川市に本社を置く有限会社吉田商事も、近年ドライバーのためにスカニアを積極的に採用している企業で、2021年2月現在、トラクター3台、ウイングボディのリジッドトラックを計5台運用している。代表取締役 吉田 悟氏にスカニアを導入した経緯や理由などをお聞きした。

CUSTOMER

着々と活躍の場を増やしている、北の大地のスカニア〜株式会社武藤興業運輸様・K.DASH TRANS株式会社様〜

スウェーデンのセーデルテリエに本社を持つ、世界的なトラック・バス・産業用エンジンメーカーの『SCANIA(スカニア)』。日本では、2010年に設立された日本法人のスカニアジャパンによって輸入販売が行われており、その姿を目にする機会も増えてきた。2019年2月には、「株式会社滝川自工」が北海道初のスカニアディーラーに。広大で美しい風景がどこか北欧を思わせる北海道で、続々とスカニアが走り始めている。この記事では、最近新たにスカニアを導入した道内2つの企業と、活躍するスカニアの勇姿をご紹介する。

CUSTOMER

タンクトレーラー用スカニアが拓く、北海道の新たな石油製品輸送 〜北海道エネライン株式会社様〜

日々の生活で必要不可欠なエネルギー。中でも、重油・ガソリン・軽油・灯油などの石油製品は、供給が止まると生活や経済に影響を及ぼすほどの重要な生活関連物資だ。札幌市に本社を置く北海道エネライン株式会社は、その大切な石油製品輸送用車両に、『SCANIA(スカニア)』を採用。親会社である北海道エネルギー株式会社の代表取締役社長 木村 信広氏、スカニアジャパン 代表取締役社長のミケル・リンネル氏も来道した納車式のレポートとともに、北海道エネラインの皆様のお話をご紹介します。

CUSTOMER

【新年のご挨拶】難局面でも挑戦を続けたスカニアと、日本で開花しつつある「サステナビリティ」〜スカニアジャパン 代表取締役社長 ミケル・リンネル氏インタビュー〜

【新年のご挨拶】新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、これまでとはまったく違う年になった2020年。スカニアジャパンにおいても、2019年に全国を縦断して、『SCANIA(スカニア)』製品の良さを多くのユーザーに伝えたイベント「スカニアキャラバン」のような、積極的なプロモーション展開が難しくなりました。しかしその中でも、スカニアジャパンの歩みは止まることはなく、スカニア製品の日本市場での活躍が、さらに見られるようになりました。そんな激動の2020年と、明るい兆しに期待する2021年について、様々な視点からミケル・リンネル氏にお話を伺いました。

Scania Japan

安全な石油製品輸送に貢献する、日本初のタンクトレーラー用スカニア 〜株式会社コーエイ様〜

日常で何気なく使っているガソリン・軽油・灯油などの石油製品。生活していく上で、電気・水道・ガスと並んで、なくてはならない存在なのは言うまでもない。今回は、石油を運ぶのに不可欠なタンクトレーラー牽引用トラクターとして日本で初めて『SCANIA(スカニア)』を導入し、現在では6台のスカニアを持つ株式会社コーエイを訪れ、お話を伺った。

CUSTOMER