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従業員の満足度向上、コスト削減に大きく寄与するスカニア〜菱幸運輸株式会社〜

スウェーデン生まれのトラック・バス・産業用エンジンメーカー『SCANIA(スカニア)』が生み出す製品は、高い居住性と快適性を持ち、エンジンにパワーがある……など、日本でも高い評価を受けている。

さらに、美しく精悍な『スカニア』が「会社の広告」になること、快適で疲れにくいスカニアの導入がドライバーの環境改善につながることなど、スカニアがもたらす様々な「目に見えない効果」もまた、スカニアの定評を支えている。そのため最初の一台を購入後、続けて複数台のスカニアを導入する企業は数多い。

その中から今回は、10台ものスカニアを運用する菱幸運輸株式会社を訪問。スカニアの美点や、スカニアの導入が続いている理由をお聞きした。

取材日は、菱幸運輸グループが保有する計10台のスカニアを用いての動画撮影が行われた。写真は、そのワンシーンのひとつ。

港湾部を拠点に関東甲信越エリアで活躍する菱幸運輸株式会社

東京都江戸川区に本拠を置く、菱幸運輸株式会社。東京・大洗港や大井・品川・青海埠頭から貨物・コンテナの輸送を主業務とするほか、倉庫業なども営んでいる。

2023年に創業50周年を迎えた菱幸(りょうこう)運輸株式会社は、東京都江戸川区臨海町にかまえる本社のほか、江東区新木場、茨城県東茨城郡大洗町に営業所を置き、国内フェリー輸送・海上コンテナ輸送などの運送業を営む。主要業務となる運送業では、ウイング車・平ボディー車による東京・大洗港〜関東甲信越エリア間の貨物輸送、大井・品川・青海埠頭を起点とした輸入コンテナ・輸出コンテナの輸送を行っている。また倉庫業の拠点として、本社至近の葛西トラックターミナル内には延べ床面積1,250平方メートルの広さを誇る「葛西ロジスティックセンター」も事業の柱となっているほか、グループ会社として自動車整備業を担う株式会社菱幸整備を有している。

動画撮影のため早朝の都内を連なって走るスカニアの姿は、圧倒的な迫力を持っていた。こちらはGRIFF IN MAGAZINEとしては初の、ドローンによる高い視点からの撮影(許可済み)。今回の記事画像の多くは、これらの動画からの切り出しである。

菱幸運輸の大きな特徴は、車両がいずれもトラクター+セミトレーラーのいわゆるトレーラー輸送に特化していることで、グループに属する臨港運輸株式会社保有分を合わせると、全体で約100台のトラクターを運用する。

同社では、質の高いサービスを提供するには、まず従業員の満足度向上が必要と考えており、人材育成を重要な方針に掲げている。また安全への取り組みや指導・教育にも力を入れており、全日本トラック協会による安全性優良事業所に認定されているほか、ドライバーが高齢になった際、同社ロジスティックセンターに配置転換を行うことで、年齢に関係なく元気に継続して働ける体制づくりを推進している。

静々と駆ける10台のスカニア。スカニアの美点である静粛性により、これほどの台数が集まって走っても大きな騒音にはならない。洗練されたデザインは、都会の景色にもよく似合う。

スカニア導入の理由は、ドライバーを大切に思う気持ちから

このように従業員を大切に思う社風がある菱幸運輸では、2020年1月に3台のスカニアを初導入。以降、冒頭で記したように、10台という陣容に発展した。そこで、どのようにスカニアの導入が決まったか、なぜその後もスカニアを増車することになったのかについて、株式会社 代表取締役 熊谷 将幸氏に、その経緯をお聞きした。

「スカニアを購入した契機は、弊社のドライバーからの『スカニアに乗りたい』という強い要望でした。スカニアの持つ、国産車にはない快適性や性能の高さ・運転の醍醐味などを、何人かのドライバーから聞きまして、なるほど、これはドライバーの労働環境改善に寄与するかもしれないと考えました。その後、3年ほど時間をかけて検討し、最初に3台を導入しました。

こうして運用を始めたスカニアは、ドライバーからの評判がたいへん高く、私も彼らの喜ぶ姿を見るととても嬉しくなりました。その結果、もう一台、もう一台と台数が増え、現在は10台まで増やすことができました。

スカニア導入の経緯を優しい眼差しで話してくださった、菱幸運輸株式会社 代表取締役 熊谷 将幸氏。
また、インタビューに同席していた菱幸運輸株式会社 課長 松永 敏氏は、スカニアは社内だけでなく社外でも評価が高い、と語られた。

「私は業務に携わっておりますので、納品・集荷先などでお声がけをいただくことや、スカニアを見に来られるお客様もいらっしゃる、というお話はドライバーからよく聞いています。」

菱幸運輸株式会社 課長 松永 敏氏も、「燃費がとても良い」とスカニアを高く評価する。

さらに松永氏は、運用面のメリットとしてスカニアの優れた省燃費性能についての実情を教えてくださった。

「燃費の良さは、数値にも表れています。弊社の業務ですと1台あたり月に5,000〜6,000kmほど走行するのですが、国産車が平均2.8km/ℓのところ、スカニアでは約3.1km/ℓほど走ります。燃料の実数で言えば、300ℓ以上もの節約につながっています」

熊谷氏も、省燃費はスカニアの利点である、と続けられた。

「燃費の良さはポイントです。スカニアは国産車よりも価格が高いため、購入時のイニシャルコストは少しプラスになってしまうのですが、省燃費により日頃のランニングコストを抑えることができますので、スカニアは経営上でとても大きな役割を果たしています」

最後に熊谷氏は、

「昨今、トラックに興味を持っている人が少なくなっていることを感じます。その中で、トラックが好きな人にどうすれば視点を当ててもらえるか、と考えた際にスカニアは目を引く存在ですので、会社の広告にも使えると考えました。それもスカニア導入の理由のひとつです。」

と教えてくださった。これまでのGRIFF IN MAGAZINEの取材でも、「スカニアを走らせるだけで広告になり、『スカニアに乗りたい』というドライバーが集まるため、求人問題の解決にも寄与している」という話を多数お聞きしている。菱幸運輸も、まさにスカニアを質の高い広告・宣伝に活用できると受け止めていることがわかる。これもまた、同社でスカニアの増備が続く理由のひとつだろう。

高級感のある広々とした車内では、着替えも楽でキャビンの満足度は「120%」

取材では、3名のドライバーがスカニアについての感想を気さくに聞かせてくださった。桑原 正光氏(右)は「長距離でも疲労感が少ない」ことを美点とされ、山田 孝司氏(左)は「車内で着替えができるのはとてもありがたい」と語られた。

今回の取材では動画主体の撮影が行われ、全10台のスカニアと10名のドライバーが勢ぞろいして、10台のスカニアが都内臨港部を連なって走行するという迫力あるシーンをカメラに収めた。そこでこの機会に、撮影に集まったドライバーの桑原 正光氏、山田 孝司氏、浅沼 弘之氏の3名から、実際にスカニアに乗務して感じた美点や感想をお聞きすることとした。

「これまで乗っていた国産のトラクターに比べると、スカニアは乗り心地が良く、長距離の運転も楽ですね。スカニアには国産車以上の安心感があります。キャビンは高級感があり、ゆったりとした空間では楽に立って着替えることができるので、特に雨の日などは居心地の良い車内で雨合羽を着て準備できる余裕が嬉しいですね。運転席から助手席まで移動も可能です。またベッドもふかふかなので、一旦横になって寝てしまうと起きられなくなりそうです(笑)。収納が多いのも助かります。車内の満足度は120点ですね。

パワーもあり、変速時のショックも少ないです。リターダーもよく効きますね。スカニアに乗ると、長距離を運転しても疲労感がとても少ないです。乗用車でも、輸入車や高級車だと遠乗りがラクなのと同じ感覚です。

あと、外観が良いですよね。国産車よりもグンと大きく見えます。お客様からの評判も良く、スカニアに乗ることは私たちの誇りです。とても光栄に思っています」

もう一人のドライバーは、スカニア乗務歴2年の浅沼 弘之氏。「スカニアには安心感があります。車内の満足度は120%です!」とスカニアを絶賛。

実数字のみならず「目に見えない効果」で企業の発展に寄与するスカニアの導入

従業員の満足度向上が、結果的に顧客へのサービス向上につながると考える菱幸運輸。事実、スカニアに対するドライバーからの評価は高く、とても満足されていることが感じられた。このような「目に見えない効果」は、長い視点で考えると必ず企業の発展に貢献する。さらにスカニアは、燃費の良さによって「目に見える数字」でもコスト削減の効果を実感できる。そのため今後もきっと、同社ではスカニアの増備が続くことだろう。シックなダークブルーに塗られたスカニアの活躍を見かける機会も、さらに増えていくに違いない。

撮影が終わり、海をバックに佇むR410トラクター。遠くには富士山も見える。R410には、「R410」には、最高出力410馬力(302kW)/1900r/min、最大トルク2150Nm(1000-1300r/min)発生するDC13型エンジンを搭載する。

Text:遠藤 イヅル

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