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スカニアの魅力を全国に伝えた「Scania Caravan 2019」、ついにゴール!スカニアジャパン社長に聞く、その手応え

全行程を無事に終え、富里ディーラーに到着した「Scania Caravan 2019」

北欧スウェーデンのトラック・バス・産業用エンジンメーカー『SCANIA(スカニア)』の日本法人スカニアジャパンは、今年創立10周年を迎えた。そこで、スカニア製品の良さをトラックドライバーや経営者の方々に体感していただけるイベント「Scania Caravan 2019」の開催を決定。5月9日に佐賀県をスタートした後、大阪、・福井・北海道など全国11箇所のディーラーを巡って展示会や試乗会を実施するという、大規模なプロモーションを行なってきた。

そして10月11日。最後の行程として、キャラバン隊はゴールの地・スカニアジャパン富里ディーラーに到着。半年に及ぶすべての工程を無事に終了した。

GRIFF IN MAGAZINEでは、佐賀県の「株式会社モトシマ」と北海道の「株式会社滝川自工」の2ディーラーを訪問し、イベントの取材を行なってきた。その際に感じたのは、東京や大阪以外ではスカニアの実車を確認する機会がまだ少ない中、多くの人が実車を見て試乗したことでスカニアの魅力に気づくことができたのではないか、ということだった。イベントのキーワード「DRIVE&FEEL」がまさしく実現できているように感じた。

そこで、今回は「Scania Caravan 2019」の締めくくりとして、千葉県千葉市のオークラ千葉ホテルで開催された「Scania Caravan 2019」の模様をレポートする。また、イベント当日に来場していたスカニアジャパン代表取締役社長 ミケル・リンネル氏に、このイベント開催で感じた手応えなどをお聞きする機会も得たので、合わせてお送りしたい。

佐賀県をスタート後、約半年かけて大阪府、滋賀県、福井県、三重県、愛知県、山梨県、埼玉県、北海道、宮城県を経て千葉県富里市の富里ディーラーに帰ってきたキャラバン隊。到着後の10月14日に千葉市内のオークラ千葉ホテルで開催された懇親会では、この3台がホテル前に展示された。

スカニアユーザーを招き、華やかな雰囲気の懇親会を開催

スカニアユーザーもしくは、これからスカニアを導入予定の企業が招待された懇親会会場は、高級感漂う千葉市内のオークラ千葉ホテルのホールを使用。優雅な雰囲気の中、グループ内で語り合ったり、ユーザー同士でテーブルを囲み親睦を深めたりするなど、来場者はめいめいにのんびりと過ごしていた。

ホテル内の優雅な雰囲気漂うホールで語らいを楽しむ。奥のモニターには、スカニアのプロモーションビデオが流れており、思わず見入ってしまった。

ホテル前の車寄せ脇には、「Scania Caravan 2019」で日本全国を駆け巡った「R520 6×4」トラクター、「R450 4×2」トラクター、「P360 6×2」リジッドトラックが顔を揃えた。この3台はもちろんこれまで同様、自由に車内や各部を見学・チェックすることが可能となっていたため、来場者はくまなくスカニア新モデルの使い勝手、高品質を誇る各部の仕上げを確認していた。

住宅も多く立ち並ぶ湾岸エリアのホテル前に、大きなスカニアが3台停めてあるシチュエーションはとても迫力があり、道ゆく人が足を止めて見学をしたり、ホテル前の道を走る大型トラックドライバーが熱い視線を向けることも多かった。私たち取材陣も、3度にわたる「Scania Caravan 2019」同行取材で、緑豊かな大自然や都市部などいろいろな背景の中に置かれたスカニアを見てきたが、新モデルのデザインが日本のどんな風景にも似合うことが改めてわかったシーンだった。

スクエアなフォルム、美しいディティールを持つスカニアは、都市部の景色にも美しく映える。

来場者は従来モデルのスカニアユーザーが多いため、新モデルの各部や詳細に興味津々。スカニアジャパンのスタッフも丁寧に説明する。

ボディサイドに「Scania Caravan 2019」の行程を描いた「P360 6×2」リジッドトラックは、キャラバン隊を象徴する存在。今回、Apple CarPlayが使用できるように進化していた。CarPlayとは、iphoneを接続することでさまざまなiOSアプリをクルマ側のモニターを用いて使用できるようにしたもの。

トラックに必要なのはカッコよさ

この日会場に来ていたユーザーから、スカニアについての感想や印象をお聞きすることができたのでご紹介したい。

まずは、すでにスカニアを運用しており、現在新モデルの導入が決まっている中田運送株式会社(千葉県千葉市若葉区)の代表取締役 仲田 一巳氏。同社では、スカニアを6年ほど前から運用しているという。

「GT300(自動車レース・SUPER GT選手権のカテゴリーのひとつ)に参戦するレースチームの、レーシングトランスポーターを牽引するトラクターにスカニアを使用しています。スカニアは車両のトラブルも少なく、燃費も良い印象です。でも、一番の理由はカッコよさ。トラックドライバーは人手不足ですが、それの解決に必要なのはトラックのカッコよさではないかと思います。スカニアを見て新しい人材が入ってきてくれたらいいなと考えています。ドライバーからの評判も良いですよ。新モデルを導入する理由は、新しいスカニアをドライバーに乗せてあげたいなと思ったからです。」

中田運送株式会社 代表取締役 仲田 一巳氏は、スカニアの魅力は「何よりもカッコ良いこと」と答えてくださった。

スカニア導入の決め手は、「スカニアのリジッドトラック」の登場

もう一組は、ホテル前のデモ車両を特に熱心にチェックされていた、センコーエーラインアマノ株式会社(神奈川県小田原市)のみなさん。スカニア新モデル導入が決定済みとのこと。スカニアへの期待をお聞きした。

センコーエーラインアマノ株式会社 執行役員 神奈川ブロック長・小田原営業所所長 相場 竜氏(左)と、お二人のドライバー。スカニア新モデルを確認して「収納が多く、車内も広い。乗った瞬間にわかるほど内装の質感も高いですね」との感想を頂いた。

センコーエーラインアマノ株式会社 執行役員 神奈川ブロック長・小田原営業所所長 相場 竜氏は、スカニア導入の経緯を詳しく教えてくださった。

「スカニアの納車は、来年の6月頃を予定しています。以前からスカニアトラクターは路上でよく見かけていたのですが、最近になってスカニアリジッドトラックが走り出したのを見て、興味が湧きました。そこで、条件が合えば購入したいと考え、スカニアジャパンの富里ディーラーに出向き、話を聞きました」

相場氏のお話からは、スカニアに早く乗ってみたい!という期待があふれていた。

導入が決まったリジッドトラックへのチェックに余念がないセンコーエーラインアマノ株式会社のみなさん。「グリルの下部は、こんな風に手前に開くんだ!」

キャラバンイベントには大きな満足を感じている

そして、会場に姿を見せたスカニアジャパン代表取締役社長 ミケル・リンネル氏に、半年という長期イベント・かつ初めての試みだった「Scania Caravan 2019」について、ユーザーやディーラーからの手応えや、イベントで得られたフィードバックを今後どのように活用するか、などについて話を聞くことができた。

──イベントが無事に終了しました。おめでとうございます。初めての試みだったと思います。どのようなご感想を持ちましたか?

ありがとうございます。今日まで6か月にわたり日本全国で「Scania Caravan 2019」としてディーラーイベントを行ってきましたが、イベントを通してより多くの方にスカニアの魅力を感じていただくことができ、この結果に、私たちは大きく満足しています。

──どのような手応えを感じていますか?

「ディーラーによって展示や試乗など開催プログラムは異なっていましたが、各ディーラーが私たちの製品とサービスの強みを、試乗や実際の体験としてお客様に感じていただくことでさらにスカニアの魅力をお伝えできたと思います。お客様、そして各地でイベントを主催したディーラーからのフィードバックは、総じてポジティブなものでした。

今回のキャラバンイベントには、既存のスカニアユーザーだけでなく、初めてのお客様にもお越しいただきました。ディーラーからは、お客様にご来店いただく良い機会になった、という感想をもらっています。私たちにとってはお客様とディーラーの関係を知ることができたのも、大きな収穫でした」

今後もスカニアを体感できるイベントを開催したい

──長期にわたる大規模なイベントで、多くの方にスカニアの魅力が伝わったのではないかと感じています。キャラバンイベントを開催したことによる、直接的な効果は出ていますか?

「直接的な効果も感じています。しかし、私たちにとってこのイベントは、スカニアというブランドをより知っていただくための長期的な視点・戦略と捉えていますので、今後の成果に期待しています。」

──私(筆者)は2回、キャラバンイベントを拝見しています。感じたのは、多くのお客様がスカニアを初めて見たこと、そして製品の良さにとても驚いていたことでした。大事なのは、いかに多くの方にスカニアを体感していただくことではないか、と思ったのです。そこで、今後もスカニアに触れられる機会を作ることは、予定されていますか?

「まだ日本市場では新しいブランドであるスカニアにとって、製品を身近に感じていただくことがとても大事だと思っています。今後も、カタチは変わるかもしれませんが、より多くのお客様にスカニアを体感していただける機会を増やしていきたいです。今回のイベントを通して、ビジネスは各地域で起きていることを再認識するきっかけとなりました。来年も日本全国のスカニアファンの皆様にお会いできることを楽しみにしています」

今後のスカニアジャパンの活躍に期待大!

ミケル・リンネル氏は、先ほどのインタビューの中で「今後もこのようなプロモーションを行なっていきます」と語っていた。スカニア製品の魅力をこれからも一層広げていくために、きっとまたあっと驚くようなプランが控えているのだろう。矢継ぎ早にスカニア新モデルのバリエーションを投入し、二階建てバスや連節バス、産業用エンジンなど、日本のいろいろな市場で躍進を続けるスカニアジャパンの動きに、今後も目が離せない。新しいプランが分かり次第、今後もGRIFF IN MAGAZINEでお伝えしたいと思う。ご期待あれ。

満面の笑みを見せるミケル・リンネル氏、「Scania Caravan 2019」合わせてデザインされた10周年マークを前に。よく見ると数字にはスカニアのグリルデザインが反映されている。今後20周年、30周年を迎える時、どんなイベントが行われるのか、今から楽しみである。

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懇親会会場には、その場で購入できるスカニアグッズのコーナーも。隠れた人気ブースで、これまでも各地で開催された試乗会でも設置が行われ、多くの来場者がグッズを手に取るシーンが見られた。

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スカニアのウェア類は、機能性とデザイン性に優れ、価格もお手頃。日常で使うことができるのでオススメだ。筆者もTシャツやブルゾンを愛用している。

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大きくてカッコイイトラックは子供たちの憧れの的。スタイリッシュなスカニアはなおのことだ。

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日本各地への訪問を終えた3台のスカニア。左から「R520 6×4」トラクター、「R450 6×2」トラクター、「P360 6×2」リジッドトラックで、エンジンはそれぞれ16.3リッターV8のDC16型、12.7リッターの直6エンジンDC13型、そして9.3リッター直5のDC09型を搭載。

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「P360 6×2」リジッドトラックの細部をチェック。キャブに装備する外部収納は容量が大きく、キャラバンイベントの各地でも評判が良かった。

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Apple CarPlay接続状態のインフォテインメントシステム。スカニア新モデルには、同システムが標準装備される。モニターサイズは2DIN 7インチ。モニター周辺のスッキリとしたデザインは、iOSのアイコンと親和性が高い。

Text:遠藤 イヅル
Photos:佐藤 大輔

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