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全国11ヶ所を巡るスカニア試乗会イベント「Scania Caravan 2019」、皮切りとなった第1回佐賀での模様をレポート

全国11ヶ所のディーラーでスカニアを体験&体感できる「Scania Caravan 2019」

1891年に創業し、スウェーデンに本社を置く『SCANIA(スカニア)』。2018年における全世界での納入数はトラックが87,995台、バスが8,305台、産業用・船舶用のエンジンが12,809台に達するという、世界有数のトラック・バス・産業用/船舶用エンジンメーカーです。そして2009年、日本法人スカニアジャパンが設立。以来、その性能と高い品質、快適性で着実に販売台数を伸ばしてきました。そして今年2019年は、スカニアジャパンが創立されてからちょうど10周年というメモリアルイヤーを迎えたのです。

そこでスカニアジャパンでは創立10周年を記念して、より多くの企業、トラックドライバーや経営者の方々にスカニアの乗り心地や快適性、性能を体感してもらうため、2019年5月9日から10月末にかけて試乗会・展示会イベント「Scania Caravan 2019」を開催することとなりました。3台のスカニアがデモ車両のキャラバンを組み、九州は佐賀県をスタート地点とし、大阪府、滋賀県、福井県、三重県、愛知県、山梨県、北海道、宮城県、千葉県にあるスカニアディーラー拠点11ヶ所をまわり、各ディーラーにて展示会や試乗会を実施します。

「Scania Caravan 2019」を巡る3台のデモ車両は、優れた快適性と空間の広さを誇るRシリーズ(Rキャブ)のトラクターが2台、そして機動性に優れ、安全性と快適性、効率を追求したスタンダードモデルPシリーズ(Pキャブ)です。Rシリーズのトラクターのうち1台は、スカニアが誇るV8エンジン搭載車となっており、V8エンジンの豊かなパワーとトルクも体験できるようになっています。また、Pシリーズは日本市場に合わせて本格的に開発された完成ウィングリジッドトラックです。

全国11ヶ所を巡るスカニア試乗会イベント「Scania Caravan 2019」、皮切りとなった第1回佐賀での模様をレポート

2019年、スカニアジャパンは創立10周年を迎える。これを記念して九州から北海道まで、全国11ヶ所のスカニア正規ディーラーをデモ車両のキャラバンがまわる「Scania Caravan 2019」が行われる。「Scania Caravan 2019」開催に合わせ、数字にスカニアのグリルデザインが反映されている10周年エンブレムも設定された。

「Scania Caravan 2019」の特徴は、スカニアジャパンが主催するだけでなく、各地のスカニア正規ディーラーもこの記念すべきイベントを盛り上げていくこと、そしてそのディーラーごとに異なったプログラムが用意されることです。

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「Scania Caravan 2019」で全国をまわるデモ車両3台が揃い踏み。左から「R450」トラクター、「R360」リジッドトラック、「R520」トラクター。ハイルーフ/標準ルーフ、PシリーズとRシリーズの窓高さなど、外観の違いもよくわかる。

スカニアを感じる機会を生むために始まった「Scania Caravan 2019」。本イベントがどのような経緯で企画されたのか、そしてどんな想いが込められているのか、スカニアジャパンの運営責任者にお話を伺いました。

スカニアジャパンが語る「Scania Caravan 2019」に寄せる期待

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スカニアジャパン株式会社のリテール事業部で西日本(静岡県〜九州)エリアを担当する高見澤 孝夫氏に、「Scania Caravan 2019」が行われる理由と内容をお聞きした。

「Scania Caravan 2019」についてお話しいただいたのは、スカニアジャパン株式会社 西日本リテール事業部長の高見澤 孝夫氏です。

── スカニアジャパン創立10周年、おめでとうございます。イベント開催までの経緯を教えていただけますか。

「ありがとうございます。私たちは新モデルの発表に合わせまして、2018年4月に開催した城里テストセンター(茨城県)での試乗会と2018年10月の岡山国際サーキットでの試乗会と、二度大きな試乗会を行いました。今回、10周年という記念すべき節目に合わせ、これまでの「点」での試乗会ではなく、全国各地のスカニアディーラーと協力して地域ごとの「面」での試乗会を開催することで拡販につなげ、ディーラーへのサポートも行ってみてはどうか、という話になりました。

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「Scania Caravan 2019」がまわる場所と、キャッチコピー「DRIVE & FEEL」が描かれた「P360 6×2」リジッドトラックは、このキャラバンの象徴的存在だ。キャブはディキャブ+標準ルーフの「P17N」。スカニアの完成ウィングリジッドトラックは、3軸車ながら低床で、荷室内高さ2600mmオーバーを実現した。ディキャブ仕様では荷室内長さ9.6mを確保する。「P360」のエンジンは経済性とパワーのバランスに優れた9.3リッター直5のDC09型。最高出力360hp(296kW)/1900/min、最大トルク1700Nm/1050〜1350r/minを発生する。前後輪エアサスで積み荷にも優しい。

すでに各スカニアディーラーでは新モデルの販売実績を持っていますが、ディーラーによっては実車展示でお客様にスカニアを見ていただく機会が少ない場合もあり、デモ車両のキャラバンで各ディーラーをまわることにしました。ぜひ、各ディーラーでスカニアを体験していただきたいです」

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キャラバンの1台、「R450 4×2」トラクターがサーキットを快走する。キャブはスリーパー+ハイルーフのR20H。エンジンは12.7リッターの直6エンジンDC13型で、最高出力450hp(331kw)/1900r/min、最大トルク2350Nm/1000-1300r/min。サスペンションは前輪/リーフ・後輪/エア。

── スタートしてみての感触はいかがですか?

「モトシマ様を拠点に展示会と試乗を数日行いましたが、やはり実際に見て、乗っていただけることでのお客様の反響はとても良いです。中には実際に試乗されてから “少し前に別メーカーの重量物運搬用トラクターを発注したんだよ。これならスカニアにすれば良かった”と頭を抱えられた方もいらっしゃいました」

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こちらもキャラバンで全国を巡る「R520 6×4」トラクターで、スリーパー+標準ルーフのR20Nキャブ。16.3リッターのDC16型エンジンはスカニアの象徴でもあるV8。最高出力520hp(382kw)/1900r/min、最大トルク3300Nm(1000-1300r/min)を誇る。サスペンションは前輪、後輪ともにリーフ。キャラバンで全国をまわる3台の詳細は、記事後半のギャラリーコーナーもご覧いただきたい。

── この「Scania Caravan 2019」で用意している3台には、P360の完成ウィングトラックが含まれています。やはりプロモーションやセールス戦略上の理由によるものでしょうか。

「完成ウィングトラックとして、スカニアの中では最も額面上の数字が小さいP360を持ってきました。国産の380馬力よりもトルクフルに感じていただけるでしょう。ぜひお乗りいただき、“これなら力は十分以上に足りる”と感じていただければと思います。燃費も優れていますし、3軸でも4軸低床車と同等の荷室長さがあるのもセールスポイントです。トラクター以外にもリジッドトラックを同時に運用しているお客様も多いのですが、すでにスカニアをお持ちでしたら、スカニアにはリジッドトラックもあることをアピールしたいですね。

さらに、今回はキャラバンで全国をまわりますので、一般の方々や、全国のトラックドライバーや企業にも“スカニアは全国キャラバンを行っているんだな”と知っていただける機会になるのでは、と考えています」

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この「Scania Caravan 2019」では、スカニアジャパン創業10周年を記念して手がけられた冊子「GRIFF IN MAGAZINE SPECIAL EDITION」が無料配布中。全国のスカニア正規ディーラーでも入手できる。こちらウェブマガジンのGRIFF IN MAGAZINEで掲載した記事が数多く掲載されているので、是非最寄りのディーラーで手にとっていただきたい。

それでは、いよいよ始まった「Scania Caravan 2019」の第1回開催地である佐賀県佐賀市のスカニアディーラー「株式会社モトシマ」に訪問、イベントの全容をレポートいたします。

スタートは佐賀県のスカニアディーラー、株式会社モトシマ

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「Scania Caravan 2019」のスタートディーラーは佐賀県佐賀市の「株式会社モトシマ」。イベントは5月9日(木)〜15日(水)にかけ行われた。

記念すべき「Scania Caravan 2019」の第1回開催を担った株式会社モトシマは、1947(昭和22)年に創業、70年を超える長い歴史を持つ企業です。同社は2017からスカニア正規ディーラーとして数多くのスカニアの販売、整備を行うようになりました。GRIFF IN MAGAZINEでも2017年2月にご紹介記事を掲載しています

広い敷地の入口には、4台のスカニアが出迎えてくれました。一番右のトラクターは、スカニアのトップグレードSシリーズの「S650」トラクターの姿も。こちらは前回の展示会でも応援に駆けつけてくれた高知県のスカニアユーザー、株式会社アサヒ物流から“友情出演”として展示と試乗のサポートに来てくれました。

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株式会社モトシマの本社では、デモ車両を中心に展示が行われ、連日多くの来場者が訪れた。

展示と試乗でスカニアを体験できるプログラム

2019年5月9日(木)から5月15日(水)にかけて株式会社モトシマと天山リゾートで開催された「Scania Caravan 2019」。本社での展示会と試乗会では本社敷地内にスカニアを並べ、スカニアのデザインや使い勝手の確認、シートの出来の良さや、高級乗用車並みのフィニッシュを持つ内外装の仕上がりの高さを体験できるようにしていました。

期間中のメインイベントは、5月13日(月)に実施された試乗会。場所はディーラー付近の一般道ではなく、株式会社モトシマから北西に30kmほどで到着する「天山リゾート」にて行われました。冬はスキー場、夏はミニサーキットでの走行会など一年を通して楽しめる場所で、トラクターとリジッドトラックはミニサーキットを周回する試乗が用意されたほか、重機を積んで約35tほどになったトレーラーを牽引した車両を用いた試乗では、スキー場へのアプローチ道路にある斜度8度という急坂を上り下り(正しくは下り上り)することも可能でした。

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「Scania Caravan 2019」の試乗会は2019年5月13日(月)、佐賀市の中心部からほど近い「天山リゾート」にあるミニサーキット(ドリフト走行用サーキット)を貸し切っての開催となった。カーブの半径が小さく直線が短いサーキットだが、スカニアのハンドリング、加速の良さ、ブレーキやリターダーの効きを体験するには絶好の場所だった。

試乗会当日は5月ながらも夏日の予想でしたが、標高が高い天山リゾートには涼しく心地よい風が吹く絶好の天候に恵まれました。試乗会は午前と午後の部に分かれ、それぞれ十数社が来場。

サーキットは高速で周回するためのものではなく、小刻みで小さなカーブと短い直線を結ぶレイアウトでしたが、スカニアの素晴らしいハンドリングとコーナリング性能、豊かなトルクがもたらす低速域からの優れた加速力、コーナーに進入する際の安定したブレーキング性能及びリターダーの効きを体験するには最適と言えました。また、登坂とダウンヒルを試せる重量物運搬トレーラーの試乗では、スカニアの流体リターダーの効き、重量をものともしないパワーとトルクを体験出来ました。“重トレ”市場でのスカニアへの期待の高さが窺えます。いずれの試乗も、まさに「DRIVE & FEEL」通りの体験&体感プログラムと言えるものでした。

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今回の試乗会では、重量物輸送に威力を発揮するスカニア自慢のリターダー、登坂の力強さ、運転の容易さを体験できるよう、高知県のスカニアユーザーであるアサヒ物流の「S650」トラクターも応援に駆けつけた。重機とトラクター合わせて約35tの重量を引きながら、いざ下り坂へと向かう。

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優れた効きを示すリターダーを使って坂道を下り、坂下でターンして登板へ。坂の途中で一旦停止したのち、スタッフの合図に従って再び登っていく。「ヒルスタート機能」により、総重量45t近い車両でもスムーズな坂道発進が容易。

触れて、乗って知るスカニアの凄さと素晴らしさ

試乗会でスカニアに試乗された方に、スカニアを体験されたご感想を伺ってみました。

まずお話を聞かせていただいたのは、佐賀県多久市に本社を持つ真生工業株式会社の代表取締役、中島 功氏です。

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「S650」トラクター+約35tの積載(重機+トレーラー)でダウンヒル、坂道発進、登坂を試乗した真生工業株式会社 代表取締役の中島 功氏。リターダーの効き、スカニアV8のパワーを体験していただいたのちも、スカニアの各部を仔細に確認されていた。

「仕事で重トレーラーを運用しています。現在使っているトラクターは国産車で、6年目になります。購入した6年前にも走る広告塔としてスカニアも検討していたのですが、当時はまだその機運が盛り上がらずじまいでした。でも、今回改めて乗ってみたらいいですね。慣れる前は時間がかかりそうですが、装備も豊富でリターダーも効く。排気量を抑えたエンジンと違って、力もありますね。宣伝カー、イメージリーダーとして今後検討したいです」

続いては、「R520」から降りてきたばかりの西工業株式会社(大分県大分市)の吉原 康夫氏にスカニアの印象をお尋ねしました。吉原氏はすでに一台、スカニアを成約済みとのことです。

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「R520」トラクターを試乗された、西工業株式会社の吉原 康夫氏。日常の業務では丸太を運ぶフルトレーラーにお乗りだという。スカニアのパワーとトルクに感心されていた。

「普段は国産のフルトレーラーを運転しています。今度スカニアを導入しますが、スカニアの運転は今回初めて経験しました。乗ってみたら、馬力があってリターダーが効くこと、車内の広さが良いですね。室内装備も充実しています。仕事では丸太を運ぶのに、現在の国産車ではパワーが足りなくなってきています。納車がますます楽しみになりました」

そして最後にお伺いしたのは、有限会社エイト運輸(福岡県北九州市)の山懸 健二氏です。業務では国産のトラクターにお乗りだそうです。

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有限会社エイト運輸の山懸 健二氏は、スカニアについて「キャブが広くて、パワーがありますね。リターダーの効きが素晴らしい」と評された。

「ブレーキ、リターダー、パワーがありますね。車内も広くて快適です。スカニアは、一番いいトラックを作るメーカーではないでしょうか。しかもとても目立ちますものね。燃費もいいのですか? そうですか……これは迷いますね。一度乗ったら、国産車には戻れなくなりそうです」

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初めて体験するスカニアを前に、トラックと輸送のプロたちも興奮気味。楽しそうな雰囲気は、まるでクルマ趣味のオフ会のような和気藹々さだった。

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キャブ内のスペースは2人が同時に試乗していても余裕の広さ。例えばRキャブハイラインでは、キャブ内高さは2,070mmもあり大人でも直立できる。

スカニアの展示会、試乗会で得られた感想は財産になる

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株式会社モトシマ 本社工場・営業部 部長の八尋 俊巳氏に、「Scania Caravan 2019」と同社の関わりをお聞きした。以前同社を取材で訪れた際、強く感じたのは“ユーザーを思う強い信念”だった。「Scania Caravan 2019」のアテンドでもその考えはしっかり継承されていた。

続いて「Scania Caravan 2019」の開催地となった株式会社モトシマの本社工場・営業部 部長、八尋 俊巳氏に、スカニアディーラーになって以降の流れや、「Scania Caravan 2019」への取り組み、感想をお聞きしました。

「今回でスカニアの展示会は2度目になります。前回は2017年の1月でした。スカニアのフルディーラーとしての勉強会も兼ねてスカニアを展示しました。私もそれまではスカニアに触れる機会がなかったので、スカニアを取り扱うようになって“すごいクルマがあったんだな”と知りました。

その後、重トレ重トレーラーの牽引車としてスカニアをお探しの方がご来社されたり、スカニアのお求めによって初めて取引させていただいたりするお客様もできました。それを縁にお持ちの他のクルマの整備を私たちでさせていただくこともありました。スカニア正規ディーラーになってから、間口がとても広がり、商機も増えた印象です。私も二度、スウェーデン本社での研修も経験させていただきました」

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株式会社モトシマの本社外観と2台のスカニアトラクター。

── 今回の試乗会も、お客様にとってとても有意義なものとなりますね。

「スカニアを取り扱うようになった頃から、流れや風向きが変わってきたように感じています。これまでの“どれだけ荷物が積めるトラックか”という考えから、ドライバーや安全性などを考慮した“どれだけドライバーが良い環境で働けるか”を求めたクルマをお探しのお客様が増えている確かな実感があります。実際、“ドライバーを大切にして、疲れないクルマを設計する”というスカニアの考え方に共感してくださる経営者の方が多くなってきた印象です。

このように、スカニアの経済性やクルマ自体が雇用や利益を生むのですが、それを理解していただくには“百聞は一見に如かず”。まず実車を見ていただくのが一番だと思います。プロドライバーの方に乗っていただくと“スカニアは全然他のクルマと違う”とおっしゃいます。私としてはそれをお聞きしたいので、とても嬉しいです(笑)。そしてその生の声は、カタログに書いてあることよりもさらにリアルな“本当の声”であり、私たちのセールストークの源なのです。今回の試乗会も私たちの大切な財産になります」

全国を巡る「Scania Caravan 2019」への期待の高さ

GRIFF IN MAGAZINEでは、これまで多くのスカニアユーザーにお話を伺ってきました。その多くが快適、高性能、高品質、燃費が良いという高評価でした。しかし、もっと多くの企業にスカニアの良さを理解してもらうには、確かに「見て、触って、乗る」機会を少しでも多くすることが大切だと思いました。「Scania Caravan 2019」なら、これまでよりずっと多くのドライバー、経営者の方がスカニアを体験することが可能となりますので、とても良いプロモーションになることは間違いなく、スカニアジャパン、そしてスカニア正規ディーラーにきっと大きな拡販効果を生むことでしょう。スタートの地・佐賀で、それを強く感じました。

2019年10月まで約半年間かけて全国各地で展開される「Scania Caravan 2019」。GRIFF IN MAGAZINEでは、今後もその模様をご紹介する記事をお送りできると思います。次はどのディーラーで、どんな出会いやスカニアの良さを感じさせてくれるプログラムがあるのでしょうか。次回のレポートもどうぞお楽しみに。

全国11ヶ所を巡るスカニア試乗会イベント「Scania Caravan 2019」、皮切りとなった第1回佐賀での模様をレポート

「Scania Caravan 2019」では、日本の道路事情、法規、物流事情などに合わせてつくられたスカニアのリジッドトラックの乗り心地や操縦性、充実した装備なども十分に体験することができる。2019年10月中旬のスカニアジャパン富里ディーラーまで残り10ヶ所。どんな展示会や試乗会が行われるのか、大いに期待したい。

全国11ヶ所を巡るスカニア試乗会イベント「Scania Caravan 2019」、皮切りとなった第1回佐賀での模様をレポート

「P360 6×2」リジッドトラック。全長11990mm、全幅2495mm、全高3780mmというサイズは、日本の法規に準じたもの。最大積載量13500kg、車両重量11360kg、最小回転半径11.3m。

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「R450 4×2」トラクター。全長5960mm、第5軸荷重11700kg、車両重量7520kg、最小回転半径は6.5m。

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「R520 6×4」トラクター。V8エンジン+リア2軸で重量物輸送に最適。全長6955mm、第5軸荷重25000kg、車両総重量11140kg、最小回転半径7.4m。トランスミッションはGRS0925R型で、坂道発進用に「3ペダルク ラッチオンデマンド」を備える。セミオートマチックのオプティクルーズではクラッチのない2ペダルが基本だが、3ペダルクラッチオンデマンドでは低速走行時や微速走行時の発進後退などの車両コントロール性を向上させるために発進専用のクラッチペダルを追加している。

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R520 6×4 トラクターの運転席。品質の高さが写真からも伝わるようだ。来場者の多くが、そのデザインと仕上がりの良さ、広さ、快適性に感嘆の声を上げていた。

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試乗へ向け、イベントをアテンドした株式会社モトシマ 八尋氏からレクチャーを受ける。

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普段はスポーツカーなど乗用車が走るコース幅が狭目のサーキットでも、スカニアの大型のリジッドトラックはスイスイと走り抜ける。

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受付には試乗に用いられたスカニア各車の説明ボードが。来場者も熱心に説明を聞く。

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気になるところがいっぱい! 使い勝手のチェックもしっかりと。

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ご覧のようにフロントパネルは日常点検のために開閉可能。皆さん興味深く説明に耳を傾けておられた。

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社内で数名、もしくは家族や友人を連れ添って来場する方も。めいめいにスカニアと過ごす時間を楽しまれていた。

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全国11ヶ所を巡るスカニア試乗会イベント「Scania Caravan 2019」、皮切りとなった第1回佐賀での模様をレポート

次回は2019年5月23日(木)から29日(水)まで、スカニアジャパン大阪中央ディーラーで開催される。読者の皆さんの街や、高速道路でキャラバンに出会うことがあるかもしれない。

Text:遠藤 イヅル
Photos:濱上 英翔

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